社員インタビュー

キャリアを、もう一度デザインする
- T.H
- ビジネスソリューション事業部
(2019年入社)
以前は東京でwebデザイナーをされていたそうですね?
そうなんです。東京のベンチャー企業で、Webデザイナー兼プログラマーとして働いていました。自分の「好き」を仕事にできたのはよかったのですが、当時はかなりハードな環境で…。終電で帰るのが当たり前で、もちろん残業代もなく、休みも少ない。
いわゆる“ブラック”な一面があったと思います。
仕事そのものは楽しかったけれど、「このまま続けていったら、いずれ身体か心が壊れてしまうな」と思うようになりました。その頃から、ふと「地元に戻りたいな」という気持ちが強くなってきたんです。
そこから、FCSへの転職に至ったわけですね?
はい。地元・福島に戻ることは、ライフスタイルの再設計という意味でも大きなテーマでした。そこで転職活動を始め、FCSの存在を知ったんです。
応募時は、まだ社会人経験が半年ほどしかなかったんですが、転職サイト経由でFCSを紹介されて、挑戦してみることにしました。面接では会社の方の人柄や雰囲気の良さを感じて、ここなら自分も馴染めそうだと直感しました。
結果として、自分が持っているWebやUIの知識を活かせるポジションに就くことができ、生活面でも働き方でも大きな転機になったと思っています。

FCSに入社して感じた、カルチャーの違いってありますか?
まず驚いたのは、在宅勤務がとても柔軟に取り入れられていることでした。現在は月に一度の出社日を除いて、ほぼリモートで仕事をしています。通勤時間がなくなった分、1日の使い方に余裕ができましたし、自分にとって集中しやすい環境を自宅に整えることで、業務効率も上がったと感じています。
また、リモート中心でもコミュニケーションが取りやすいんです。チャットや通話ですぐにやり取りできますし、月1の出社では、チームで直接顔を合わせて会話する時間もあります。ほどよい距離感があって、心地いいなと感じています。
プロジェクトでは、どんな役割を担っていますか?
私が参画しているプロジェクトは、既に運用されているシステムに新機能を追加していくようなスタイルで、私はUI・UXのデザインを中心に担当しています。
プロジェクトの規模は3〜4名と比較的コンパクトで、そのぶん各メンバーの専門性が活きるチームです。私はWebデザインの経験やフロントエンド開発が得意なので、自然と見た目や使い勝手に関する部分を任されることが多くなりました。
最近では、お客様からの問い合わせが直接自分に届くようになってきていて、「あ、この人なら話が通じる」と思っていただけているんだなと嬉しく思っています。
副業でカメラマンもされているとか?
はい。カメラは完全に趣味なんですが、本気で取り組んでいます(笑)。週末は自然の中を歩き回って撮影していますし、Instagramを通じてキャンプ用品の写真撮影などを頼まれることもあります。
FCSは副業OKなので、自分のペースで写真も続けられていてありがたいです。写真部では会長もやっていて、社内外問わず「カメラの人」として認知されてるかもしれません(笑)。
フォトコンテストでグランプリをいただいたり、撮影した写真がWebや広告に使われたりするのも嬉しいですね。でも、あくまで趣味の延長。仕事にしすぎると、好きじゃなくなりそうなので、あくまで「楽しむ」ことを優先しています。

今後のキャリアビジョンを教えてください。
これからは、技術を深めていくのはもちろんですが、それ以上に「人を導く立場」に進んでいきたいと思っています。実際、次のプロジェクトではリーダー的な役割を任される予定で、今から身が引き締まる思いです。
学生時代、地元の中高生と交流するボランティア活動をしていた経験もあって、人と接することやサポートすることが好きなんです。指示を出すというより、「どうすればその人が前に進めるか」を一緒に考える。そんなマネジメントができるリーダーを目指したいです。
FCSの掲げる「最良の相談相手であり続ける」というビジョンは、まさに自分が目指す姿と重なるので、ここでならその思いを形にできると感じています。
最後に、FCSに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
FCSは、自分らしさを活かしながら、無理なく成長していける環境が整っている会社だと思います。柔軟な働き方やあたたかい社風、何よりも「人を大切にしている空気感」が心地いいんです。
挑戦したい気持ちがあれば、きっと応えてくれるフィールドがあります。自分のペースでキャリアをもう一度デザインしたい方には、ぜひ飛び込んでみてほしいですね。
まずは、現在のお仕事について教えてください。
私は今、医療分野で使用される業務用アプリケーションの開発に携わっています。中でも、CTやMRIといった画像データからAIが解析した“結節”を、医師が分かりやすく確認できるように画面上に表示するためのUI(ユーザーインターフェース)を作成しています。
日々、お客様とやり取りをしながら、「こんな風に表示した方が見やすいんじゃないか」といった意見を交わし、実際のフィードバックをもとにブラッシュアップしていくスタイルです。開発して終わりではなく、改善の余地があるからこそ面白いですし、自分の仕事の手応えをダイレクトに感じることができるのも魅力ですね。
医療という人の命に関わる分野に貢献できているという実感があるので、日々の業務にも自然と責任感が生まれ、やりがいも大きいです。