社員インタビュー
04

育児はチーム戦。働く親としてのリアル
- K.OICTソリューション事業部
(2018年入社)
- E.SICTソリューション事業部
(2009年入社)
- T.Sテクノロジーサービス事業部
(2007年入社)
育休、取るかどうか迷いました?
K.O
- 僕は、育休は、もともと取りたいと思っていました!思っていましたが、実際申請する時は、最初はちょっとだけ迷いました。業務のタイミングもありましたし…。でも、妻が妊娠したと報告した時、上司から「育休はどうするの?」って聞かれて。「あ、取っていいんだ」って気持ちになれましたね。
T.S
- 今は、男性でも育休取得を勧められるよね。僕が入社した当時なんか、まだ男性で育休取る人は少なかったです。上司に「親がいなくても子どもは勝手に育つから働け」って言われたこともあるくらいで(笑)。
E.S
- その価値観、めちゃくちゃ昭和だ(笑)。でも、わかる。いい時代になったよね。
T.S
- 本当そう。でも、実際に子育てしてみると「勝手になんか育たないじゃん!」って(笑)。
出産後、妻(E.S)が疲弊しているのを見て、取って正解だったなと実感しましたね。

実際、育休中はどうでしたか?想像通り?
K.O
- 全然違いました。やること多すぎて(笑)。もともと家事はやっていたんですが、育児と一緒にこなすとなると…休む時間が無い。
T.S
- ほんとそれ!「少し休もう」と思っても、ぜんっぜん休む時間ないよね。うちは、3時間交代で部屋を分けて寝てましたが、それでも、やっぱり寝不足になって…。
E.S
- 赤ちゃんって、寝たと思ったらすぐ起きるし、3時間おきの授乳が意外とキツい。でも、2人でやってるから、気持ち的にはかなりラクだったよね?多分。
K.O
- うちは、妻が授乳してる間に僕がミルク作って…っていう、分業体制。夜中もアラームかけて起きてました。
T.S
- うん、育児って「1人でやるもんじゃない」ってほんと痛感した。分業大事。
K.O
- 僕は1ヶ月しか休めなかったからこそ、「今しかできない!」って全力でした。でも次があれば、もっと長い期間、欲しいかもです(笑)。
夫婦間での役割分担は、どうしてましたか?
E.S
- 分担っていうより、“どっちもできる”を目指した感じですね。夜は交代制にしたり、片方が育児してる時はもう片方が家事をしたり。あとは、子どもを夫(T.S)に任せて、一人で買い物に出られる時間があるだけでもリフレッシュになって助かりました。
T.S
- 役割を決めると、どっちかが倒れた時に回らなくなるからね。
「やってほしいことがあったら言って」じゃなくて、自分から気づいてやる。育休を通じてそういう感覚は磨かれた気がします。
K.O
- わかります。育児って、正解がないし、いちいち確認してたら間に合わない。だから「自分が主語で動く」っていう意識、大事だなって。
僕は、授乳(母乳)、沐浴以外は自分のやることと思って、家事をしながら積極的に育児もしていました。
E.S
- 女性としては挑戦してくれる姿勢だけでも救われるので、K.Oさんの奥さんも、すごく助かったと思う。
育休後の仕事は、どう変化しましたか?
T.S
- まだ育休中ですが、復帰後は東京の案件から離れて、郡山での勤務+在宅に切り替える予定です。すぐに東京常駐は厳しいって相談したら、ちゃんと配慮してもらえて。ありがたいですね…。
E.S
- 私も、まだまだ育休継続中ですが、前から在宅が基本だったので復職後もそのまま在宅で。子どもが熱を出した時でも、在宅だと様子を見ながら仕事できるのかな?と思うとありがたいです。
K.O
- 僕は復職していますが、在宅メインです。
育休前と同じ仕事に戻れたし、病院の付き添いや急な呼び出しがあっても、柔軟に休みを取らせてもらえました。FCSは「育児と仕事、両立できる環境が整ってるな」と感じます。

育休を経て、変わった価値観ってありますか?
T.S
- 育休中って、ただ“子どもを育てる”だけじゃないんだなって思いました。赤ちゃんと過ごす時間はもちろん大切なんですけど、その合間にふと立ち止まって、自分のこれからの人生を考えるきっかけにもなった。
普段は忙しくて流してしまいがちなことを、一つひとつ見つめ直せたというか。
ある意味、人生の棚卸しをするような、そんな貴重な時間なんだなって。
K.O
- 僕は1ヶ月だけの育休でしたけど、家族の生活にしっかり関わったことで、復職後の時間の使い方も自然と変わった気がします。
帰宅後もスムーズに沐浴の準備やお世話ができて、妻から『助かってるよ』って言ってもらえるのが嬉しくて。育児の流れを理解していることって、すごく大切なんだなって実感しました。
E.S
- 子どもの愛らしさを実感する一方で、育児はとにかくやる事が多く…。正直、これを仕事しながら全部こなすのは厳しいなって思いました。
だからこそ、育休を取ってしっかり子どもと向き合える時間があったことに感謝しています。育休って、“ただのお世話”じゃなくて、“家族のこれから”を考える時間でもあるんですよね。男女関係なく、育休を取って、その時間をちゃんと持つべきだなって思いました。
K.O
- あと、育休を経験したことで、職場で同僚が調整や急な対応に追われている時に、以前よりも早く気づけるようになりました。
「何か手伝おうか?」って、自然に声をかけられるようになった気がします。
E.S
- 育児をしてると、自然と細かいところに気づけるようになるよね。
育児も仕事もチーム戦だからこそ、チームワークの大切さを改めて実感できそう。
T.S
- すごくわかる。僕自身も、復職してからは育休中の経験を活かして、チームに対して少し余裕を持って対応できるようにしたいと考えています。
実際に“急な休みでも何とかなる”っていう感覚を得られたので、これからは後輩たちが安心して育休を取れるような環境づくりにも、積極的に関わっていきたいですね。
これから育休を取得しようと考えてる人へのメッセージ
E.S
- これまで育休って女性が長く取るものってイメージがあったけど、今は男性も半年、1年って普通に取れる時代。最初の1ヶ月だけでも、一緒に育児をする時間って本当に大事です。ぜひ、積極的に制度を活用してほしい。
T.S
- 自分のためにも、家族のためにも。「育休取っていいのかな」って思ってる人がいたら、勇気を出して取ってほしいです。FCSは”制度”だけじゃなく、育休を受け入れてくれる”空気”があります。
K.O
- うちの妻には『次は3ヶ月取ってね』って言われてます(笑)。でも実際、それくらいの期間は必要なんだなって感じました。
育休って、単にお休みを取るんじゃなくて、これからの人生をどう歩んでいくかを考える上でも大切な時間だと思います。ぜひ体験してみて欲しいです。
まずは、お三方の現在のお仕事について教えてください。