事例
生産情報を「見える化」し、製品の品質保証と品質向上を実現
背景
品質保証とは、製品やサービスが一定の品質基準を満たすよう、
設計から製造、検査、出荷までの工程を管理する取り組みです。
しかし、現場では、紙ベースの管理による情報の追跡困難、個別製品の品質管理体制の不備、情報の分散による確認作業の煩雑さなど、多くの課題が存在していました。
その中で現在の工場から他工場へラインを移管することになり、移管先での生産管理、品質管理を行う品質保証システムの構築が必要となりました。
課題
- 情報が紙で管理されているため、追跡や確認に時間を要している
- 個別製品の品質保証、管理体制ができておらず、品質が安定しない
導⼊の効果
- 各工程の着手、完了を制御できるようにしたことで、工程管理の精度が向上した
- 生産情報を収集・一元管理したことで、情報の後追いが可能になった
- 個別製品ごとの傾向値が見えることで、品質が向上した
- 過去トラブルの情報を管理できるようにしたことで、良品率向上に繋がった
使用したソリューション
- オンプレミス環境
- 独自アプリケーション開発