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働き方改革について
FCSのワーク・ライフバランスについて
世界最速のスピードで進展する⽇本の少⼦⾼齢化の波により、労働⼒不⾜が深刻化し経済全体が縮⼩の瀬⼾際にある中、当社も今まで通りの⻑時間労働や、作業効率・⽣産性では企業の成⻑が⾒込めなくなりつつあります。
そのような状況の下で、持続的な成⻑の実現、収益・⽣産性の向上、お客様をはじめとする社会からの信頼を得るために、当社は、多様な働き⽅・価値観を受け⼊れることにより、従業員の働く意欲の向上、その持てる能⼒の開発と発揮を図ることが重要だと考えます。
そのために、個々の従業員が、様々な考え⽅・価値観、私⽣活上の所与の条件に基づき、活き活きと安⼼して働き続け、⽣活の充実と事業の発展につながるよう、ワーク・ライフバランスの推進に取り組みます。 また同様に、性別や性に対する考え⽅や感じ⽅、年齢、障がいの有無などの多様性を認め、企業内に包摂することは、当社の事業推進の要であり社会的な責任であると考えております。これらの社会的責任を果たすためと、イノベーションの源泉としてダイバーシティ&インクルージョン(以下、「D&I」といいます。)の推進に積極的に取り組みます。
ワーク・ライフバランスの基本理念
ワーク・ライフバランスとは「仕事と⽣活の調和」であり、個々の従業員が仕事の責任を果たすとともに、家庭や地域社会などでも⼈⽣の各段階に応じた多様な⽣き⽅を実現することです。当社は、充実した私⽣活こそが仕事の責任を果たす⼟台であり、且つ充実した私⽣活と仕事の相乗効果によりワーク・ライフバランスが得られるとの考えのもと、「ライフワークシナジー」の実現をワーク・ライフバランスの基本理念とします。
ライフワークシナジーの取り組み
ライフワークシナジーを実現するために、従業員が多様な働き⽅をしながら、⽣産性を向上し、事業の発展につながるよう、「働き⽅改⾰」、「意識改⾰」及び「キャリア開発」の三項⽬に分けてPDCAサイクルにより、各種制度構築、施策⽴案・実施を⾏います。
働き⽅改⾰
- 1.多様な働き⽅
- 個々の従業員の多様な価値観・考え⽅や私⽣活上の所与の条件に基づく多様な働き⽅を⽀援し、⼦育て・介護のニーズに対応するために、法定を超える「⼦の看護休暇・介護休暇」制度、病気・ケガの療養中・療養後のスムーズな職場復帰を⽀援するために、「治療と職業⽣活の両⽴⽀援制度」を構築します。また、従来からある「在宅勤務制度」の活⽤促進を図ります。
- 2.有給休暇の取得促進
- メリハリのある働き⽅を⽀援するために有給休暇の取得促進策として、個々の従業員の誕⽣⽇や結婚記念⽇などを中⼼とする「マイ・アニバーサリー休暇」を創設し、有給休暇の計画的な取得を⽀援・促進します。
- 3.効率的な働き⽅
- 従来の⻑時間労働を抑制するために、従来からある週1回及び給与・賞与週休⽇の「定時退勤⽇」を徹底し、1時間以上の会議の開催を原則禁⽌とします。
意識改⾰
ライフワークシナジーの実現に向けて、従来の仕事や私⽣活に関する意識を変⾰するために、全従業員に向けては、ライフワークシナジーを推進する部署からグループウェアを通じた定期的な情報発信、部⾨の中で重要な役割を演じる管理職に向けては、定期的な「ライフワークシナジー研修」の開催により、ライフワークシナジーに対する意識づけを⾏います。
キャリア開発
キャリア開発に関しては、中堅・若⼿技術者毎に「スキルマップ」を作成し、現状のスキルを把握するとともに、「教育訓練ガイドライン」に則って今後開発すべき能⼒についてアドバイスし、外部研修等の情報提供・⽀援を⾏います。
D&Iの取り組み
D&Iを実現し、様々な考え⽅を持つ⼈材を社内に抱え、尊重することは、当社の属するIT業界の様な、変化の激しい、絶えず新しいものが⽣まれては消えていく対応のスピードが求められる事業環境の中ではとりわけ重要なことであると認識しています。当⾯、喫緊の課題として、シニアの活躍と⼥性の活躍の⼆項⽬に分けてPDCAサイクルにより、各種制度構築、施策⽴案・実施を⾏いますが、その他、⼼⾝のハンディキャップを抱える⽅々、LGBTの⽅々、多様な⼈種・⺠族の⽅々にも広く⾨⼾を開き、必要に応じて迅速に制度構築・施策⽴案を⾏います。
シニアの活躍
シニア技術者が培ってきた経験を活かし、さらに⽣き⽣きと活躍できるよう外部研修の受講等のサポートをして⾏きます。
⼥性の活躍
⼥性の職業⽣活における活躍の推進に関する法律(⼥性活躍推進法)の施⾏に伴い、当社も⼥性従業員の活躍に関して、全従業員に対する⼥性従業員の⽐率向上、⼥性管理職の育成について⽬標を定め、「働き⽅改⾰」とともに中期的に取り組んでいきます。
福島コンピューターシステム株式会社
代表取締役社長渡邊 一夫